第8回目の今回は『家賃保証』についてです。
1棟1室.comでは『家賃保証』というサービスメニューが有りません。
『集金代行』のみです。
このブログをご覧になる方にも家賃保証契約をされているオーナーさんも要ると思います。
ですから、はじめに結論をお伝えします。
「今すぐ家賃保証契約をやめましょう。」
なぜならオーナーの収益が上がる仕組みにはなっていないからです。
どんな賃貸管理会社でもいいですが、家賃保証の規定をまずは見てみるといいでしょう。
「査定賃料」の〇〇%や「保証会社加入」「免責期間」などの条件が必ずあります。
そして「〇〇年一括借り上げ」などのアパート建築でも、家賃保証契約書には家賃の見直しや減額ができるように規定されています。
こうした長期借り上げは保証は、アパート建築、マンション建築を提案する際の、後押し材料に過ぎないからです。
営業マンは言うでしょう。
「お部屋は弊社が借り上げますので、安定した家賃が受け取れますよ。だからご安心ください。」
こうして背中を押されるわけです。
でも契約書には「ずっと同じ賃料で」とは書いてありません。
オーナーは数年後に気付くでしょう。
なぜか?
数年後にまた営業マンはやって来くるからです。
そして今度はこう言うでしょう。
「周辺の家賃相場が下がってまして、今の賃料では保証できなくなりました。」
「契約書にもその旨記載してありますので・・・。」
これが現実です。
お分かりだと思いますが、「負けない勝負」しか家賃保証契約はしないのです。
もし、無理な家賃保証をしていたら、いずれ経営を圧迫し、倒産してしまいます。
投資用マンションや一部の1棟アパート・マンションでは、サブリース会社が家賃保証するケースもありますが、ここにも同じようなリスクがあるのです。
そしてサブリース会社が倒産したらもっと悲惨です。
サブリース会社や販売会社が高い家賃保証をしてくれるのであれば、それはリスクがあると考える方が良いでしょう。
高い家賃で借りてくれる入居者を確保し続けるか、建物を売り続けなければ、どこかでマイナスが生じてしまうのです。
止まったら倒産する危険が出てきます。
自転車操業状態に陥ってしまうケースがあるということです。
オーナー自らがこうした仕組みを知る事も、収益を上げるうえで重要なのです。
そうすると私たちが「集金代行」に特化した理由がご理解いただけるでしょう。
家賃保証のリスクについては、サイトの方にも詳しく書いていますので、もっと詳しく知りたい方は『家賃保証リスクについて』をご覧ください。
では、また。。。