あなたのお願いしている賃貸管理はどんな不動産会社でしょうか?
多くの家主さんは物件の近くにある不動産屋さんか、物件を購入した会社に賃貸管理を任せているでしょう。
はたまた大手の名の通った会社でしょう。
親から収益不動産を相続した方は、親の代から付き合いがある地元の不動産業者にお願いしていることが多いのではないでしょうか?
はっきり言わせていただきます
こうした『地元だから、大手だから』という理由で賃貸管理会社選びを行っているのであれば、それは大間違いです。
なぜか?
今回はその理由について書いてみたいと思います。
ただし・・・
賃料収入よりも馴染みのお付き合いを大事にしているのであれば、ここから先を読む必要はありません。
あくまでも収益をきちんと上げたい方のために書いています。
なぜなら我々に管理をお任せ頂いている家主の方々は、主に投資として不動産を購入している方々です。
こうした投資家さんの目的に応えるには、収益を上げるための賃貸管理をしなくてはならないのです。
あなたが空室を減らしたい、収益を上げたいと思うのであれば、是非読んでいただきたい内容です。
ではなぜ地元の不動産業者や大手不動産会社を選ぶことが大間違いなのか?
分かりやすい例を1つ
ある都心の分譲マンションを購入されたオーナーが、大手管理会社を通じてお部屋を賃貸に出しました。
しかし9ヶ月経っても賃借人が付きません。
このオーナーは相続税対策でマンションを購入しているので、9ヶ月もの間お部屋が室いていても困る方ではありません。
しかし、さすがに空室期間が長すぎる。
そんな時、たまたま遊びに来た友人にその話をしたところ、その方が弊社のお客様だったというご縁で、ご相談の依頼を頂いたのです。
今まで募集だけを大手不動産業者に任せていて、契約が決まったら賃料1ヶ月分の手数料をお支払いすることになっているとのことでした。
あまり賃貸管理会社にお願いするメリットもわからないようで、ひとまず並行して募集して欲しいとの結論です。
なるほど。。。
ちょっとやりづらいので、弊社からある条件を出しました。
『弊社が管理している物件を募集するなら』という前提でやらせてほしいと。
そして弊社が物件周辺の空室状況、募集賃料、階数、広さ、間取りなど、独自に調査しご提案。
賃料は家主さんの御意向でそのままです。
そして募集を開始して2週間・・・
ついに申し込みが入って来たのです。
内容も悪くない。
今まで9ヶ月も空いていた物件が嘘みたいです。
たったの2週間ですよ!?
何故だかわかります?
答えは...
全ての仲介業者へ物件を公開したからです。
拍子抜けするくらい簡単ですよね?
もちろん募集段階でもう少しテクニカルなことはやっていますが、
いちばんはこれなんです。
いいですか?
地元の不動産会社も大手不動産会社も手数料を稼ぐ仲介業です。
狙うのは家主と入居者両方からの収入です。
これを全ての業者に公開していたらせっかくの自社の収益源を取られる事になります。
だから公開したがらない。
各業者に公開すれば、来店したお客様へ紹介できるのに。
確かに不動産業者は入居者募集を行っている。
でもそれは、あくまでも自分たちが稼ぐために行っているに過ぎないのです。
本来、家主の収益を上げるために動くのが賃貸管理業というものです。
しかし賃貸管理会社の選び方を間違えると、こうして自社の収入の為にしかやっていない会社がほとんどです。
家主の手前、他社にも公開する場合もあります。
しかし、他社からの問い合わせには『空いてない』と答えることもしばしば。
こうしたことが空室の長期化を生み出すのです。
しかも、地元の不動産会社へは賃貸管理委託料も払う。
空室が1ヶ月でも早く埋まれば、管理委託料など安いものです。
じゅうぶん元は取れます。
しかし空室が長期化する仕組みで募集を行い、なおかつ管理費を払うのはちょっと見ていて痛々しい。
あなたの賃貸管理会社選び・・・
思い当たるフシはないですか???
ではまた。。。。