賃貸管理会社と言っても運営会社によって違いがあります。
ですので各運営会社のタイプごとに特徴を書いてみました。
1.街の不動産会社系
おもに街の不動産屋さんが行う賃貸管理ですが、地元のアパート、マンションのオーナーさんから委託されることが多いです。
都内だとあまり賃貸募集情報を他の業者へ公開しないことが多いのが特徴的。
理由は、仲介手数料を自社で独占したいからなんです。
仲介会社は自社で独占できますが、他社への情報開示がないので、空室の長期化へつながることが家主のリスクでもあります。
2.大手仲介会社系
直営店とフランチャイズがあり、街の不動産屋さんと競合することが多いです。
古くからの不動産屋さんが大手のフランチャイズになるケースもあります。
フランチャイズは看板が大手になっただけでやっていることは街の不動産屋さんとなんら変わらない場合も。。。
直営店は賃貸管理の専門部署があり、いくつかの支部に分かれて管理を行う会社もあります。
基本的には事務的な対応がほとんどになります。
3.建築会社系
自社で建設したアパート・マンションの賃貸管理部門。
〇〇年一括借り上げなどを売りにする会社もありますが、あくまでも建物を建てて儲けるためのメニューとして。
管理部門が全くの別セクションとなり、営業マンの賃貸管理にかんする知識はほぼない等しいの実情です。
会社はあくまでも建物を建てさせるのが営業マンの使命と考えているので、建築後に営業マンに相談しても即答できない人が多い。
4.投資用マンション販売会社系
投資用マンションを販売するためのツールとして、賃貸管理部または別会社で賃貸管理会社を設立しているケースが多いです。
自社で販売した投資用マンションを管理することで、『売って終わりではない』ことをアピールする目的がほとんど。
あくまでも自社で販売したマンションのみを管理するため、同マンション内で空室が複数出た場合にはいろんな事情が交錯する。
買い増しできるオーナーか否かで優先順位が決まることもあるし、長期に空いている部屋へ他の部屋の申し込みを振り替えることもあります。
いろいろあるので、またいつか書きます・・・。
5.独立系
賃貸管理でのサービス勝負なので、シンプルでわかりやすいです。
会社の生い立ち(社長の出身業界など)によって考え方も違うので各社で特徴がさまざま。
当社もここに属します。
能力が高い会社を見つけるのが難しいですが、見つかればこれほど心強い会社はありません。
さりげなくアピールしておきます。。。
ではまた。。。